病院の特色
神経難病(ALS等)について
神経難病(筋萎縮性側索硬化症ALS・パーキンソン病PD・脊髄小脳変性症SCDなど)は、進行性の多彩な脳神経症状(言語障害・嚥下障害・呼吸不全・四肢麻痺・不随意運動・痙攣・起立歩行障害・排尿排便障害など)を呈し、進行するとベッド上の安静を余議なくされ、合併症(誤嚥性肺炎・尿路感染症・褥瘡など)を併発し易く、神経内科専門医による長期療養医療管理が必要となります。
当院では、ALSをはじめとする神経難病や、脳血管疾患(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、脳腫瘍、頭部外傷、脊髄損傷、蘇生後遺症などが原因で、気管切開・人工呼吸管理が必要な方、重度障害者の方の長期入院療養が可能であり、特に人工呼吸器使用の患者様の受け入れを積極的に行っています。
さらに当院は、神経内科専門病院として臨床経験豊富な神経内科専門医の診療のもと、神経内科看護のエキスパートによるケアを提供し、理学療法士、ソーシャルワーカー(医療相談員)等の医療技術部スタッフが患者様の療養環境整備を支援しております。
病院職員のチームワークにより、患者様のQOL向上を目指しております。